慶應義塾横浜初等部 様

伝統的な教育方針を守りながら
未来に向けたICT環境づくりを実現

慶應義塾横浜初等部(神奈川県横浜市青葉区)

慶應義塾横浜初等部(神奈川県横浜市青葉区)

慶應義塾横浜初等部様は、慶應義塾創立150年記念事業の一環として、小学校から大学に至る一貫教育の源流として創立されました。
教室、講堂、スタジオ、食堂で利用される音響・映像、ITシステムをご採用いただき、同校が伝統的に大切にしている教育のあり方とシステムの融合を 運用面を含めて、東和エンジニアリングがサポートさせていただきました。
その評価について、慶應義塾横浜初等部 部長 山内 慶太 氏にお話しを伺いました。

長期的な維持管理や運用を見据えた「簡単」、「統一」がコンセプトの操作環境

システム導入にあたり重視されたポイントは?
システムや技術が日々進歩する中で、運用面での整合性を意識した設備構成を行うことがポイントであると考えます。
つまり、教員一人一人がストレスなく「簡単」に操作できることや、「統一」した操作で使用できることを長期的なコンセプトにすることは、設備の維持管理、運用面において重要です。同時に、各設備が運用面で個別のニーズに対応できることも重要なことです。



慶應義塾横浜初等部    部長    山内    慶太  氏

慶應義塾横浜初等部
部長    山内    慶太  氏

(左)普通教室    (右)食堂のディスプレイでは、講堂からのイベント映像、放送室からのコンテンツ配信やスタジオ映像を表示

(左)普通教室
(右)食堂のディスプレイでは、講堂からのイベント映像、放送室からのコンテンツ配信やスタジオ映像を表示


慶應義塾横浜初等部 様で一番大切にされていることは?
生徒がきちんと先生の話を聞いて、きちんとノートがとれる力をつけることは、時代が変わっても大切です。そのために重要なのは板書です。音響・映像、ITシステムは本校の大切な目的を補完するものであると考えています。

板書を妨げない映像提示で大切な授業のあり方をサポート

板書を補完するシステムの活用とは?
電子黒板、より厳密に言えば、反射しないホワイトボードと短焦点のインタラクティブなプロジェクターを各教室に導入しています。
白板上に設置されたプロジェクターはレールの上を左右に動かすことができます。資料提示装置やパソコンの映像をプロジェクターで電子黒板上に映し出し、板書を中央にすることで、最も重要である板書を妨げることなく、資料の提示を行うことが可能となりました。
操作面では、教室内の機器を連携させて、コントロールパネルに集約しました。操作性が良く、先生は操作に手間をかけず授業に集中することができます。

講堂設備はいかがでしょうか?
講堂は言語教育における、話す、聴くといった活動、演劇や芸術の重要な学習の場になります。今後、さまざまなスタイルで発表が行われる際に、利用目的に合わせた柔軟な対応ができるよう機能を検討しました。照明や音響設備も充実させていますが、基本的な操作は、タッチパネルによるコントローラーを使うことにより、誰でも簡単に行えます。


英語教育を目的としたGCルーム電子黒板と左右に移動可能なプロジェクターを採用

英語教育を目的としたGCルーム
電子黒板と左右に移動可能なプロジェクターを採用

講堂の調整卓では、プロジェクター映像の入力切替や音量調整など、よく使う機能をタッチパネルで簡単に操作が可能

講堂の調整卓では、プロジェクター映像の入力切替や音量調整など、よく使う機能をタッチパネルで簡単に操作が可能

(左)理科室    (右)校内放送や教材作成を目的としたスタジオ

(左)理科室
(右)校内放送や教材作成を目的としたスタジオ


全体のご感想をお聞かせください
教育の目的を実現、最大化するために、システムをいかに使いこなすかが重要であり、今後も東和エンジニアリングからの技術的な支援を期待しています。
また、より良いシステムの使い方を通して、新しい教育の展開の中に音響・映像システムの価値を見えるものにしていくことを目標に、今後も良い協力関係を築いていけることを期待しています。

Information

慶應義塾横浜初等部

http://www.yokohama-e.keio.ac.jp/

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