• ニュースリリース

2024年05月23日

市政への興味や理解を深める「長崎市議会」様の“市民のため”の高品質な議会中継コンテンツづくりを東和エンジニアリングの議会運営システムNeoが支援

 長崎市議会様は新庁舎の建設基本設計における「開かれた議会、親しまれる議会機能を備えた庁舎」という目指すべき姿に基づき構築されました。そのため、19階建ての庁舎の中でも来庁舎が訪れやすいように低層階(5階)に設置され、車椅子利用者や障がい者、子連れでの傍聴がしやすい環境が整備されました。また、「スクリーンやモニター、プロジェクター等の設備機器を適切に設置し、傍聴者にわかりやすく、議論を深められる環境づくり」を方針に含めて環境整備を推進されました。
 今回、東和エンジニアリングでは、議場・委員会室4部屋・議会特別会議室などの音響映像システム、施設内の登退庁システムを採用いただき、中継映像制作については、放送局さながらの映像制作を行うため自由度の高い操作を取り入れたい、との要望にも対応しました。

 同議会では、発言者の表情・音声を鮮明に捉え、テロップや資料、手話映像を合成した高品質の中継映像を制作するため、当社オリジナルソリューション『議会運営システムNeo』においても自由度の高い操作をしたい、との要望をいただきました。そこで、残時間表示、マイク・カメラ操作、テロップ表示について各1人の専任者が操作できるように3台の『議会運営システムNeo』を導入しました。通常はプリセットボタンなどで対応する場面でも、状況に応じた細かな操作・編集が行われています。特に、テロップ表示についてはカスタマイズにより999個の定型登録を可能とし、さらに専用の操作パネルも製作することで、生中継でも適切なテロップを瞬時に配置する運用を実現しました。

 その他、東京にあるサポートセンターから遠隔対応を行うサービス『リモートコンシェル』も活用いただいており、年4回の始業前点検の他に、議会の音響映像システムに関する日常的な問い合わせの他に、コンテンツ制作においてもテロップ編集や外字登録などを対応いただき役立っています、との声をいただいています。

 東和エンジニアリングは、1952年の創業より全国の学校・企業・官公庁に音響・映像、ICTシステムを中心としたコミュニケーション環境を構築してまいりました。近年では、新しい学び方や働き方に対応した、遠隔授業・遠隔会議、バーチャル株主総会、遠隔議会など社会状況に合わせたソリューションのご提供にご好評をいただいています。また、納入後のソリューションを最大限に活用いただけるよう保守・運用支援を含めて万全の体制でサポートしています。

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