早稲田大学 様
国内外への授業公開100%に向けて
動画収録を身近にする撮影スタジオを整備
早稲田大学様は、創立150周年を迎える2032年に向けて“Waseda Vision 150”を策定されました。13の核心戦略のひとつ「教育と学修内容の公開」では、教育内容の公開や海外授業の取入れを掲げ、アジアをリードし続けています。
東和エンジニアリングは同大学33号館の“スタジオ戸山”を整備。続けて55号館に防音完備の収録スタジオ、51号館に簡易収録ブースの動画収録システムを拡張し、授業を国内外へ公開する取組みをサポートしています。
(左)文学学術院に新設した33号館 “スタジオ戸山”
(右)51号館 簡易収録ブース ノートパソコンで動画収録を行う。室内にはグリーンバックスクリーンがあり、クロマキー合成が可能
授業収録の活性化を狙い、教員や学生の誰もが
気軽に利用できるスタジオを新設・増設する
55号館 収録スタジオ防音完備の本格的な収録設備
55号館の収録スタジオと調整室
調整室では撮影中のサポートや撮影後の編集作業を行える
50型液晶ディスプレイを利用した授業収録
ホワイトボードとの併用も可能
編集で合成や字幕付与などの加工ができる
早稲田大学 公開授業
・授業支援ポータル
Waseda-net「Course N@vi」
◆学外向け
・「Waseda Course Channel」
・「JMOOC」
・「edX」
・「早稲田大学体験webサイト」
「教育の早稲田」の可視化を実現するためのオンデマンド授業の取組み
ニーズに合わせてあらゆる規模のスタジオを構築
自分にあった方法で希望通りに動画撮影
全授業を国内外へ公開する取組みには、動画収録スタジオの新設・増設と共に教職員や学生が気軽に利用できる環境づくりが必要でした。
そのため、常駐スタッフがサポートする収録スタジオと、一人でも簡単に撮影できる簡易的な収録ブースなどをコンテンツの収録要望に応じて構築。
利用者は希望の収録スタイルを選択し、思い通りの動画制作が可能です。
教員や学生の収録に対する不安を軽減
学内だけでなく広く世界へ公開中
希望する利用者には常駐スタッフがサポートすることで、利用者は負担を少なく気軽に授業収録に臨めるようになりました。収録した動画はシラバスへの掲載や休講時の補填などのほか、一部は早稲田大学様の公式動画サイト“Waseda Course Channel(http://course-channel.waseda.jp/)”から世界の人々へ広く配信され「教育と学修内容の公開」を実現しています。
利用者が最適なスタジオを選択可能
安心して授業公開できる環境をサポート
早稲田大学様の動画収録は、教員、学生がコンテンツに合わせて撮影方法を選ぶことができます。
33号館スタジオ戸山と55号館収録スタジオは、撮影カメラとスピーチプロンプターセット、クロマキー、 LED照明、資料提示用の50型液晶ディスプレイなどをもつ本格的なスタジオです。常駐スタッフが待機し、利用者の希望に合わせて動画制作を全面的にサポートしています。
51号館収録ブースは、常駐スタッフなしで利用できる簡易的なスタジオです。扉を閉めれば防音室となり、利用者は集中して動画制作に取り組めます。
動画コンテンツは主に、授業1回分の場合と概要のみの場合があります。本人または常駐スタッフが適切に編集した後、国内外へ広く公開しています。
<お客様の声:大学総合研究センター様>
また、最近では課題やコンペティションなど、学生がプレゼンテーション動画を制作する取組みが増え、簡易収録ブースが活用されています。
収録設備の利用者数は増加傾向にあり、教員にも学生にも、利用しやすいスタジオができたと感じています。
授業の収録から編集、配信まで信頼のワンストップサービス
早稲田大学様は各キャンパスにスタジオを整備し、順次拡大しています。
収録スタジオの他にも教室の常設カメラを用いた動画収録サポートなど、東和エンジニアリングは授業の収録・編集・公開の全てについて、(株)早稲田大学アカデミックソリューション様と連携し、全面的に運用サポートしています。利用者によって異なる要望を一つひとつ実現しながら、より良い「教育と学修内容の公開」をサポートしています。
授業収録の流れ
赤色の部分は常駐スタッフが全面サポート