TBLはどのような場所で行われますか?
TBLは、広い部屋に6~7人が座れるテーブルがチーム毎にあり、ディスカッションが行えるようになっています。
そこで、システム一式を移動式のワゴンに搭載して、TBLが行えるどの部屋でもアナライザーシステムを活用できるようにしています。
常設の教室ではどのように使われますか?
プレテスト、ポストテストといったように授業の前後でアナライザーを使って理解度を見るというのが一般的ですが、このシステムでは、その場で質問を作成することもできるため、適宜、授業の中で学生の理解度を確認する際に活用しています。
もちろん、事前に設問を作成しておいて、それを学生に答えさせるということも行っています。
お使いいただいた評価をお聞かせください
学生の理解度がその場でわかるということが非常に大事で、教えた人は話をしたから学生全員が理解しているだろうという教授錯覚に陥りがちです。実際には全体の1割ぐらいしか覚えていないというデータもあるほどです。
教員側のモニターでは誰がどう答えたかを一目で、しかもすぐに確認することができるので、学生の理解度を確認しながら、授業を進めることができます。そして ICカードの利用により学生の名前も表示されるので授業中のコミュニケーションもスムーズに行えます。
教室のモニターには回答結果や回答残時間の表示もでき、使いやすいシステムだと思います。また、回答解析ソフトを使って分析もできるので、今後は、それを使っていろいろ応用してみたいと考えています。
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教室内のディスプレイには、回答残時間や回答結果などが表示される
TBLで活用されている移動式ワゴンに入ったアナライザーシステム。引き出しに入っているのは学生用のワイヤレス回答器
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