大田区 防災危機管理課 様

大型LEDによるマルチな映像表示が
迅速な状況把握・判断をサポート

  • 大田区は羽田空港を擁し、「国際都市おおた」として魅力的なまちづくりの他、総合防災力を強化し、「倒れない・燃えないまちづくり」を推進されています。特に近年は自然災害の発生が多く、区民の安心・安全を守るために災害対応をこれまで以上に円滑かつ正確に行うことを目的として、2012年に当社で導入いただいて以降、情報処理室と庁議室の音響・映像、ICTシステムを改修されました。既存の環境を活かし、さらに汎用性の高いシステムとなりました。

災害情報処理室

災害情報処理室
縦1350㎜×横3600㎜、1.2㎜ピッチの高精細大型LEDディスプレイに、自由なレイアウトで高所カメラや雨雲レーダーなどを常時表示している

  • 課題

  • デジタル化に対応し、高精細な映像表示
    誰もが使えるタッチパネルで、部屋のどこからでも映像操作ができる

LED大型ディスプレイにより鮮明な映像でストレスのない情報収集
既存システムと変わらない直感的な操作性

高精細な映像表示による正確な情報把握のため、改修前はアナログであったシステムをデジタル化し、大型LEDディスプレイを採用いただきました。以前は36型と32型ディスプレイの6面に映像を表示していましたが、今回の改修により大画面に最大11画面表示など、状況に応じて4つのレイアウトパターンから選択することが可能になりました。
また、情報処理室でテレビ会議をする際には約20~30名が1台の小さなディスプレイを前に会議をしていたため、画面が見えず資料配布を行う必要がありました。今ではLEDディスプレイと4面マルチディスプレイに表示できるようになり、資料準備の手間が解消されました。
災害時には多くの情報から迅速な判断・対応ができると高評をいただきました

ワイヤレスの操作タッチパネルもあり、離れた場所から映像表示の切り替えができる

ワイヤレスの操作タッチパネルもあり、離れた場所から映像表示の切り替えができる

  • 繋ぎ目が目立たないベゼル幅3.5㎜の55型4面マルチディスプレイ 見やすい位置に調整できる可搬型。状況に合わせて災害情報処理室と庁議室で共用できる
    繋ぎ目が目立たないベゼル幅3.5㎜の55型4面マルチディスプレイ
    見やすい位置に調整できる可搬型。状況に合わせて災害情報処理室と庁議室で共用できる

  • 庁議室 災害時には、災害情報処理室と映像・音声で情報伝達、共有を行う
    庁議室
    災害時には、災害情報処理室と映像・音声で情報伝達、共有を行う

災害情報処理の改修前と改修後

・ 36型ディスプレイ2台と32型ディスプレイ4台(左)
・ 縦1350㎜×横3600㎜の大型LEDディスプレイ(右)

システムイメージ

システムイメージ

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