三井住友DSアセットマネジメント 様

ICTシステムでコミュニケーションの最大化
QOLの向上やサステナビリティに貢献

  • 三井住友DSアセットマネジメント様は、「Quality of Life に貢献する最高の資産運用会社へ。」を経営理念に掲げ、2019年に三井住友アセットマネジメントと大和住銀投信投資顧問の経営統合により発足しました。その後、2020年7月には統合効果を最大限に発揮するため虎ノ門ヒルズビジネスタワーに本社を移転しました。同社は、本業である資産運用業を通じてはもちろん、一企業としても働きやすい環境の整備やダイバーシティの推進、社会貢献活動を通じてサステナブルな社会の実現を目指されています。

執務エリア

役員大会議室 後方の席でも高い視認性を保つため、147型相当(49型×9面マルチ)の大画面にて映像を表示
新オフィスでは環境へ配慮し、未利用材を利用した什器や再生カーペットなどを採用

今回、新オフィスのコンセプト「社会・お客さま・社員のQOLへの貢献」に基づき、ペーパーレス化や統合後の従業員同士の円滑なコミュニケーションをサポートするために、音響・映像、ICTシステムを採用いただきました。イベント・セミナーで人々が交流できるコミュニケーションエリアやテレビ会議、ウェブ会議などの遠隔会議に対応した役員大会議室を含め、オフィスの環境づくりをサポートしました。

  • 受付エリア 75型サイネージディスプレイでPR動画などを表示し、エントランスでのブランディングにつなげる

    受付エリア
    75型サイネージディスプレイでPR動画を表示し、来訪者へのブランディングにつなげる

  • SDGsへの貢献について本社の展示スペースでも紹介

    SDGsへの貢献について本社の展示スペースでも紹介

本社移転におけるシステム導入を担当された
三井住友DSアセットマネジメント  総務部担当者様にお話を伺いました。

働きやすい環境を整備して経営統合の効果を最大化

「社会・お客さま・社員のQOLへの貢献」を本社移転プロジェクトのコンセプトに定め、業務効率化のためのペーパーレス化推進としてほぼすべての会議室にモニターを設置したり、ワークスタイルの変化や多様な働き方を可能とするオンラインシステムのインフラも整備したりと、社員のコラボレーション・コミュニケーションを促進するオフィス環境づくりを行いました。
移転をきっかけに今まで取り組みが進んでいなかったデジタル化・ペーパーレス化や海外とのグローバル展開を強化するためにテレビ会議やウェブ会議、電話会議のなどのシステムを充実させ、業務の効率化を図りました。

応接室 後ろの席まで視認できる86型の大型ディスプレイ

応接室
後ろの席まで視認できる86型の大型ディスプレイ

役員大会議室ディスプレイは全体を1画面として利用するほかに、6画面分割モード・9画面分割モードを備え、さまざまな画面表示のニーズに対応各席には室内での会議のほか、テレビ会議・ウェブ会議・電話会議接続先でも明瞭な発言を届けることができる「BOSCH DICENTISディスカッション<ワイヤレス>」を設置

役員大会議室
ディスプレイは全体を1画面として利用するほかに、6画面分割モード・9画面分割モードを備え、さまざまな画面表示のニーズに対応
各席には室内での会議のほか、テレビ会議・ウェブ会議・電話会議接続先でも明瞭な発言を届けることができる「BOSCH DICENTISディスカッション<ワイヤレス>」を設置

コミュニケーションを促進させる柔軟なシステム

各会議室には、ワイヤレスで資料共有できる「Solstice Pod」も導入しています。ディスプレイに各自のモバイル端末からワイヤレスで資料や画像を表示できるため、有線ケーブルが届かない広い会議室で有効に活用しています。役員大会議室には、接続先の環境に合わせたコミュニケーションができるようにテレビ会議、ウェブ会議、電話会議を設置しています。セミナールームはイベントの規模に合わせて3部屋を個別・合同でシステムを利用できます。こうしたオフィス全体におけるペーパーレス化推進は、環境負荷の軽減を通じて社会のQOL向上に貢献しています。

電話会議の機能をAVシステム側に搭載しており、AV操作用タッチパネルにて一元的に操作が可能

電話会議の機能をAVシステム側に搭載しており、AV操作用タッチパネルにて一元的に操作が可能

テレワーク推進で会議室の活用が活発化
ディスプレイ利用でウェブ会議がスムーズに

移転前にはシステムを導入しても利用されないのではないかと不安がありましたが、コロナ禍でテレワークをせざるを得ない状況で社員の意識も変化し、会議室のウェブ会議システムを使って社内外の打合せを行うことが増えました。自席や個室でウェブ会議を行う社員もいますが、ノートパソコンの画面では資料が小さくて見えづらいことから、会議室の大きなディスプレイを活用する社員は多くいます。来客用の会議室も来社いただけないお客さまとのウェブ会議に十分に活用できています。

応接室

応接室

セミナールーム 3部屋あり、キャパシティに合わせて個別・合同利用ができる。

・ セミナールーム 3部屋あり、キャパシティに合わせて個別・合同利用ができる(左)
・ セミナーなどを配信するためにカメラを常設している(右)

-運用サポートや今後の展望について教えてください

移転からしばらくは、複雑なテレビ会議の設営や操作、あるいはミスができない重要会議の開催は、自分たちだけで対応することへの心配や不安が大きく、そのたびに東和エンジニアリングにサポートをお願いしました。こうしたオンサイト・サポートのほか、遠隔でも即時に不具合内容の診断や運用サポートを受けられる「リモートコンシェル」などで十分にサポートしていただけたことで、東和エンジニアリングにお願いして良かったと感謝しています。設備をデジタル化することはSDGsなどにつながりますので、今後もさらに活用を推進してきたいです。

セミナールーム 個別利用時 超短焦点プロジェクターのため、スクリーンの前に立っても影にならず、参加者が見やすいプレゼンテーションが可能

セミナールーム 個別利用時
超短焦点プロジェクターのため、スクリーンの前に立っても影にならず、参加者が見やすいプレゼンテーションが可能

フロア全体や個室などシーンに合った最適な“音”の環境づくり

  • 24Fから27Fまで全フロアに業務放送設備を納入しました。全エリアへの全社放送のほか、各階の執務エリアや応接エリア、社内会議室など8つに区分したエリアを選んで個別に放送を行うことも可能です。

映像システムでより良いコミュニケーションをサポート

コミュニケーションエリア 社員のコミュニケーションを促進する場で簡易なプレゼンテーションにも利用できるよう、120型スクリーン+プロジェクターを2台ずつ設置.TV会議も設置しており、全社への中継配信等にも利用可能。共有スペースにも「Solstice Pod」を導入、操作性の簡便化のため、「AViot」でワンタッチ操作が可能

コミュニケーションエリア
社員のコミュニケーションを促進する場で簡易なプレゼンテーションにも利用できるよう、120型スクリーン+プロジェクターを2台ずつ設置
TV会議も設置しており、全社への中継配信等にも利用可能。共有スペースにも「Solstice Pod」を導入、操作性の簡便化のため、「AViot」でワンタッチ操作が可能

  • 会議室

  • 会議室

  • 応接室

  • ファミレスブース

  • 会議室

Information

三井住友DSアセットマネジメント株式会社

https://www.smd-am.co.jp/

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