三井不動産 様

出会いや集いを生み出すコミュニケーションツールで
イノベーションを創出する「CROSSING」の
実現を支援

  • 三井不動産株式会社様は、「CROSSING -人と情報が交差し、イノベーションを生み出す」をコンセプトとして日本橋室町三井タワーに本社機能を集約されました。
    「CROSSING」を構成する3つの柱には、“「働き方改革」および「健康経営の実現」”、“本部・部門間のシナジー効果発揮”、“リーディングカンパニーとして新時代にふさわしいオフィスの創造”を掲げ、個人レベル・組織レベル・企業レベルでのつながりを強化することにより「イノベーションの創造」と「働き方改革」を加速することを目的とされています。

執務エリア

受付エリア
数多くの植栽と大型LEDディスプレイ。
5フロアを結ぶ内部階段が来場者にインパクトを与えている

この個人レベル・組織レベル・企業レベルでのつながりを補完する機能として、8階から12階までを縦につなぐ内部階段の周りにCROSSINGエリアを設け、人々が自然と集い偶発的なコミュニケーションを生み出し、部門を越えたコラボレーションの促進および社員の生産性・創造性の向上を図られています。
今回、当社では「CROSSING」を促進するツールとして、受付エリアの大型LEDディスプレイをはじめ、「CROSSING Lounge」や会議室の音響・映像システムを導入させていただきました。
さらに、テクノロジーに関するコンサルティング、助言から部門間協議のお手伝いに至るまで、さまざまな形で移転計画時から総務部様のサポートを行ってまいりました。

  • エントランス
    受付

  • 執務エリア 従業員に向けた情報発信、共有を行う55インチサイネージ有機ELディスプレイなどを設置

    受付横の「CROSSING Lounge」
    お客様とのオープンなコミュニケーション、コラボレーションが図れる場

三井不動産(株) 総務部総務グループ 統括 斎藤 貴夫 氏にお話を伺いました。

コミュニケーションツールがあってこそ
イノベーティブな発想を交わせる風土・環境ができる
-オフィスづくりとシステム導入について

新オフィスでは、各部内の“本拠地”を設けつつ、社員がパソコンを持って自由に働く場所を選び、働くことが可能なグループアドレスを採用しています。これにより部門を越えたコミュニケーションやコラボレーションを通じてイノベーションが創出されることを目指しています。そのために物理的なオフィスの壁をなくしたり、内部階段で各フロアへの行き来を容易にしたり、といった工夫も行っています。

一方、ハードだけではなく、コミュニケーションやコラボレーションを促進するためのツールや仕掛けなどのソフトが整ってこそ、活発な意見交換やイノベーティブな発想を交わすことができる風土・環境ができると考えています。そのために社員が集まるスペースには、情報を共有できるモニターやサイネージディスプレイを設置したり、モニターへの映像表示を無線で行うこともできるようにしています。コミュニケーションやコラボレーションの手段として、まさにICTツールや音響・映像システムは重要な役割を担っていると感じています。

三井不動産株式会社 総務部総務グループ  統括 斎藤 貴夫 氏

三井不動産株式会社
総務部総務グループ 統括 斎藤 貴夫 氏

可搬型の大型モニターなど、用途に合わせて席や機器を選べる

可搬型の大型モニターなど、
用途に合わせて席や機器を選べる

「CROSSING Lounge」<br>
							オープンなエリアに複数のミーティングスペースが設けられており、各所に映像システムが導入されている

「CROSSING Lounge」
オープンなエリアに複数のミーティングスペースが設けられており、
各所に映像システムが導入されている

お客様との距離を縮める映像活用
ブランディング映像を通して街づくりを広い視野で見せる
-導入システムの活用や評判について

新しいオフィスでどのように、当社をアピールしていくか、お客様との距離を縮めていくかその仕掛けは、オープンな場所に現れています。
例えば、エントランスにおいては、数多くの植栽と内部階段の吹き抜け、大型LEDによるダイナミックな映像表示という空間にインパクトがあり、来社された皆様が驚かれるポイントとなっています。空間の使い方を魅せるという意味でも導入の効果があったと思います。
その他、タッチディスプレイを自由に操作することで、お客様が楽しみながら当社のブランディング映像や街づくり等のプロジェクト、日本橋の街の案内を映像で見ていただけます。


会議室は、ウェブ会議であっても部屋全体の映像・鮮明な音声を相手先に送ることができる設備となっています。会議室に少人数が集まり、社外とウェブ会議を行うハイブリッド型での開催の場合は、こちらの会議室の雰囲気が伝わるようで好評です。

  • 「CROSSING Lounge」55インチタッチディスプレイ4面を縦型設置
    「CROSSING Lounge」
    55インチタッチディスプレイ4面を縦型設置
    タッチ操作でさまざまなコンテンツを自由に楽しむことができる

  • 受付フロアのエレベーターホール
    受付フロアのエレベーターホール
    複数のサイネージでお客様にブランディングを訴求

  • 連結可能な会議室
    連結可能な会議室
    レイアウトに応じて映像を活用できるよう
    プロジェクターやスクリーンを設置。タッチパネルで簡単操作

  • 来客会議室
    来客会議室
    短焦点プロジェクターを会議机と一体化させ、
    洗練された空間づくりをサポート

 

受付エリア	170インチ相当のLEDディスプレイ<br>
							デザインされた空間に馴染むよう奥行は32cmの薄型構造

受付エリア
170インチ相当のLEDディスプレイ
デザインされた空間に馴染むよう奥行は32cmの薄型構造

-東和エンジニアリングのコンサルティングについて

総務部では新オフィスのプロジェクトに携わる人数が限られている中で、専門性の高い音響・映像システムにおいて、社内のIT部門や社外の協力会社と共通言語で話したり、調整ができる存在が必要でした。新オフィスの課題解決に向け、コンセプトである「CROSSING」をよく理解したうえで、全社最適な音響・映像システムについての相談や提案、IT部門との協議を行ってもらうことで総務部には不足している能力・機能を補完してもらうことを目的として、東和エンジニアリングにサポートを依頼しました。その結果、無事に新オフィスが完成、移転を完了させることができました。
サポートをいただいて大変感謝しています。今後も引き続き、必要な場面があればお願いしたいです。

新オフィスをもっと活用してもらうことで
オフィスに来る価値があると実感してもらいたい
-今後のシステム活用や展望について

新オフィスをもっと社員に活用してもらうことで「イノベーションの創出」と「働き方改革」を加速してもらいたいです。コロナ禍で在宅勤務が増え、オンラインでのコミュニケーションが一般的になっていく一方で、face to faceでのコミュニケーションのあり方が重要であることを感じることもあります。オンラインとリアルの対面の両方を上手く組み合わせながら、ポストコロナ禍での新しい働き方を模索していきたいと思います。

「CAFE  Crossing 」ライブラリーエリア

「CAFE Crossing 」ライブラリーエリア
大型モニターでは社員向けに各種案内を表示

  • 映像を活用した打合せ、プレゼンや勉強会がすぐに行えるスペースを各所に設置されている

  • 映像を活用した打合せ、プレゼンや勉強会がすぐに行えるスペースを各所に設置されている

映像を活用した打合せ、プレゼンや勉強会が
すぐに行えるスペースを各所に設置されている

  • 「CAFE Crossing」 カフェエリア

    「CAFE Crossing」 カフェエリア
    カフェではカジュアルで開放的な交流が図れるとともに
    短焦点プロジェクターを活用したイベントの実施も可能

Information

三井不動産株式会社

https://www.mitsuifudosan.co.jp/

↑

分野別ソリューション