土浦市役所 様

災害時には“庁議室”が“災害対策室”になる
映像のマルチ表示が迅速な情報活用をサポート

土浦市は茨城県南部に位置し、日本で第2位の大きさを誇る湖である「霞ヶ浦」に面しています。古くから水陸交通の要衝として栄え、現在もウォータースポーツのメッカとしての賑わいを見せています。
今回、本庁舎および分庁舎の老朽化、狭あい、バリアフリー対策、事務の分散化などの課題を解決すべく駅前の旧商業施設を新庁舎として改築され、主に議場、庁議室(災害対策室)の音響・映像・ICTシステムをご採用いただきました。

庁議室(兼 災害対策室)BOSCH会議システム「DCNディスカッション」と「マルチウィンドウパス」を導入正面の4面マルチディスプレイには、「マルチウィンドウパス」を活用してパソコンの各種データや画像、テレビニュース番組などの災害時に必要な情報を自由なレイアウトで表示が可能。テレビ会議や監視カメラ映像の表示もできる拡張性を備えている。

庁議室(兼 災害対策室) BOSCH会議システム「DCNディスカッション」「マルチウィンドウパス」を導入 正面の4面マルチディスプレイには、「マルチウィンドウパス」を活用してパソコンの各種データや画像、テレビニュース番組などの災害時に必要な情報を自由なレイアウトで表示が可能。テレビ会議や監視カメラ映像の表示もできる拡張性を備えている。


庁議室について、総務部新庁舎整備課 ご担当者様にお話を伺いました。
課題

「長期間使い続けられる庁舎」をコンセプトとして
“業務変化に対応できるフレキシブルな空間計画”を実現する

採用のポイント

平常時も利用できる無駄のない運用が可能

土浦市は南関東地域直下型地震の被害予想地域に含まれており、実際に東日本大震災における甚大な被害により、災害対策の重要性を認識しました。“フレキシブルな空間計画”は庁舎全体に関する方針ですが、まさにいつ必要になるかが予想できない災害対策室については、平常時には庁議室として稼働し無駄のない運用ができることは大きなメリットと言えます。

庁議室(兼 災害対策室)操作卓タッチパネルによる手軽なマルチ表示の操作が可能

庁議室(兼 災害対策室)
操作卓 タッチパネルによる手軽なマルチ表示の操作が可能

導入の効果

平常時の利用により災害時でも操作に迷わない

万一の場合に必要な設備が操作卓にまとまり、誰でも使える操作性、拡張性があり、迅速な初動対応や復旧・復興対策の拠点としての推進を果たすための整備ができました。


スムーズな議会運営を実現した議場  ~電子採決システム、BOSCH会議システム~
「電子採決システム」投票結果画面

「電子採決システム」投票結果画面


執行部席BOSCH会議システム「フラッシュマウント」を設置手元の職員呼出しボタンで職員の呼び出しが可能

執行部席 BOSCH会議システム「フラッシュマウント」を設置 手元の職員呼出しボタンで職員の呼び出しが可能

「電子採決システム」により、投票結果のリアルタイムな集計・結果表示が可能その他、「出席議員数」や「発言残時間」などをディスプレイに表示できる

「電子採決システム」により、投票結果のリアルタイムな集計・結果表示が可能その他、「出席議員数」や「発言残時間」などをディスプレイに表示できる

本会議の中継映像を委員会室で視聴可能
呼び出しへの迅速な対応を支援

第1委員会室 BOSCH会議システム「DCNディスカッション」を導入

第1委員会室 BOSCH会議システム「DCNディスカッション」を導入

委員会室は4室あり、第1委員会室と第4委員会室では、ディスプレイで議会中継の視聴が可能となっており、本会議中の控室としても利用できます。
また、議場の執行部席で呼出ボタンが押されると中継映像が呼出表示画面に切り替わり、どの席からの呼び出しなのかを容易に確認できます。さらに、4室それぞれの音声は別の委員会室と議会事務局で聴取することも可能であり、委員会室を連携させた利用にも対応します。



シーンに応じたディスプレイの活用で市政への参画を促す情報提供を実現

議場前ロビーなど合計3カ所のディスプレイで議会中継や「サインN@vi」による議員登退庁表示、その他画像による情報提供が可能となっています。市政への市民参画を促す議場整備の一環として、まずは議会を身近に感じてもらえるよう取り組まれています。


議場 傍聴席入口前ロビーから議会の視聴が可能

議場 傍聴席入口前ロビーから議会の視聴が可能



Information  土浦市 http://www.city.tsuchiura.lg.jp/

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分野別ソリューション