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外濠校舎を新築された経緯とコンセプトをお聞かせください。
市ヶ谷キャンパスは、1998年度から2007年度までに新しい学部が4つ新設になり、施設の狭隘化がすすんでいましたので、教室や学生厚生施設を備えた複合的な校舎を建てることになりました。
建物のコンセプトとしては、「学校教育環境を改善する施設」「さまざまな空間が複合する施設」「学生間さらには地域や社会とつなぐ交流の拠点」「キャンパスの将来像を見据えた施設」「長寿命化と地球環境に配慮した施設」としています。また、学生アンケートで一番要望の多かったコンビニエンス・ストアも併設し、キャンパス・アメニティの充実を図りました。
さらに、ドアノブやエレベーターのボタンをはじめ、多くの場所で使いやすいユニバーサル・デザインを採用しています。
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提示したい映像を選ぶだけでスクリーンなどの環境設定が自動で行われ、誰でも簡単に使える「AVLIONE」
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外濠校舎のAVシステムを検討する上で、特に考慮されたポ
イントはなんでしょうか?
すべての教室が同じ環境で利用でき、誰にでも使いこなせるシンプルさが重要なポイントでした。それを実現できるシステムを検討していた時に、東和エンジニアリングさんからAVコントロールシステム「AVLIONE(アブリオン)」の提案があり、こちらが望んでいたことを実現することができました。
授業を行う教室では、学生にとっては黒板や画面の見やすさが、教員にとっては簡単で統一化された、使いやすいシステムが基本だと思います。
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タッチパネルの画面のほか機器卓の構成も統一され、先生方はどの教室でも同じ操作環境で授業ができる。
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東和エンジニアリングに対するご評価はいかがでしょうか?
外濠校舎やその他の既存校舎の主要な映像・音響システムのプランニングや施工を担当してもらい、本学の要望に応えたシステムインテグレーションを行っていただき感謝しています。東和エンジニアリングさんに寄せる信頼と期待は非常に大きいですね。また、常駐の方に、運用をサポートしていただいていますので、シンポジウムなどで薩ホールを使う時なども安心して見ていられ、心強い味方です。
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