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神戸女学院大学 様 多目的なマルチメディア教室を 遠隔同時通訳に活用
神戸女学院大学 最新機能を備えたマルチメディア教室
 
神戸女学院大学様では、高品位ビデオ会議システム「LifeSize」を採用した遠隔同時通訳システムやCALLシステムなどを導入され従来の普通教室をCALL・遠隔・同時通訳など最新の機能を備えたマルチメディア(MM)教室に改修されました。そこで文学部英文学科の長尾ひろみ教授と情報処理センターの出口弘ディレクターに最新設備導入の狙いなどをお伺いいたしました。


多目的な用途に利用しフル稼働 遠隔地との同時通訳も可能にするシステムを構築
メインホール
長尾ひろみ文学部英文学科教授(右)
と、出口弘情報処理センターディレクター
 
65インチ液晶ディスプレイ
ディスプレイの昇降にも怪我の防止など細心の注意が払われた
MM教室をつくられた狙いとコンセプトは
出口ディレクター コンピュータ教室が足りなかったので普通教室だったところを改修しました。コンピュータを使って語学教育ができる、いわゆるCALLシステムを導入したかったのですが、普通教室としても使えるように、と先生方からの強い要望がありました。そこで普通教室、CALL教室、コンピュータ教室の3要素で使える部屋にしようということになりました。
長尾教授 補助椅子を使うと120人ぐらいが入れる規模の教室になるのであれば、ちょっとした学会や国際会議の研究発表などを誘致することができる。それならば本格的な同時通訳を提供できる設備をつくりましょう、という話になりました。そこまできたらだんだん欲が出て、ハイビジョンビデオ会議システムを活用した遠隔講義や遠隔同時通訳もできるのではないかとなり、遠隔同時通訳システムの運用もできるようにしていただきました。」

どのように活用されていますか
長尾教授 MM教室を一番多く使っているのが、通訳技術の習得を目的とした通訳プログラムではないかと思います。もちろん、一般の講義科目にも使っていますし、情報処理ではコンピュータの自習に活用しています。さらに言語学の先生が波形音声分析で使われたり、同時通訳を入れた学会でも既に2回利用しました。ほぼフル稼働の状態のため逆に我々がシステムを検証する時間がなかなかとれない悩みがあります。


7台の15インチモニター
一般講義の時はモニターを収納して机上をフラットにできる
神戸女学院大学様の「通訳プログラム」を中心とした取り組みは平成16年度4月に大学院文学研究科英文学専攻に新設された通訳・翻訳コースに繋がる一方、平成16年度には文部科学省の「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に「通訳トレーニング法を活用した英語教育〜英語運用能力向上の新しいプログラム〜」として選定されました。
 

使い勝手を配慮したシステム設計 最新技術で実現した遠隔同時通訳
採決表示システムの事務局操作画面
教室後方の同時通訳ブース
メインホール
遠隔同時通訳や遠隔講義用のLifeSize(カメラ)
メインホール
各種システム、機器を制御するマスター卓
東和エンジニアリングが今回、手がけた教室は、CALLシステム、同時通訳システムによる語学学習、同時通訳システムを利用した講演、他大学などとの連携による遠隔講義、遠隔地で開催される講演会などの同時通訳サービスの提供など、多目的な運用に対応した使い勝手を配慮した設計がされています。
また、従来のビデオ会議システムでは、音声や映像のクォリティ面やリップシンクが十分でなかったために実用が難しいといわれていた遠隔同時通訳が、ハイビジョンビデオ会議システム「LifeSize」とBOSCHフルデジタル赤外線方式同時通訳システムにより可能になりました。
なお、神戸女学院大学様と東和エンジニアリングは、遠隔同時通訳での産学連携をすすめています。
 
技術的なサポート含めた信頼関係が決め手 国際会議などで標準のBOSCH製同通も
 
東和エンジニアリングを選ばれた理由は
長尾教授 技術的なサポートを含めた信頼関係ですね。例えば学内外で行う同時通訳の OJT(学生による同時通訳の実践)などでも、システムのコーディネートをきめ細かく対応していただいています。
出口ディレクター MM教室への改修でもテンコ盛りの要求に良く応えてくれました。また、途中の段階でも我々のフィードバックにいろいろ解決策を提案され、細やかな配慮をいただきました。BOSCH製の同時通訳システムが国際会議などの標準になっていることも決め手のひとつになったと言えますね。

 

神戸女学院大学様は、1875年の開校以来、130年余りにわたって“愛神愛隣”の精神に基づき、人を信じ慈しみ互いに高めあうことを理想とする教育を実践されてきました。文学部(英文学科、総合文化学科)、音楽学部(音楽学科)、人間科学部(心理・行動科学科、環境・バイオサイエンス科)の3学部5学科を擁し、1)リベラルアーツ&サイエンス、2)キリスト教主義、3)国際理解―の精神のもとで少人数教育が行われています。平成14年度から文学部英文学科に通訳技術習得のための通訳養成プログラムを設置し、通訳者志望の学生を選抜して40人の学生を対象に実施。同時に全学部・学科生対象の共通英語科目課程において希望者対象のEnglish Workshop科目の一選択として通訳トレーニング法による授業を開始されました。これらの学生群の英語運用力に著しい進歩が認められたため平成17年度からは対象を全学部・学科生に拡大し、32単位からなる英語運用能力強化、異文化理解、学習能力基礎開発の「通訳プログラム」をスタートされました。


Information 神戸女学院大学
http://www.kobe-c.ac.jp/

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