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川崎市 市民ミュージアム 様
牛山純一テレビドキュメンタリーアーカイブ
牛山純一テレビドキュメンタリーアーカイブ
ミュージアム全景
ミュージアム全景
牛山純一テレビドキュメンタリーアーカイブ
トップページ:http://www.uj-archive.bne.jp/
 
膨大な映像ライブラリーのアーカイブ化に向けて
東和エンジニアリングとの共同開発で進めている、
デジタルコンテンツ配信の実験サイト。

テレビドキュメンタリーの先駆者であり、1970年代からビデオプール運動を提唱していた故牛山純一氏の遺志を受け継いで、寄贈された800本以上の放送番組をデータベース化に着手。川崎市市民ミュージアムと東和エンジニアリングとの共同開発で進めているデジタルコンテンツ配信の実験サイトについて、学芸員の濱崎 好治氏に話を伺った。
  学芸員/濱崎 好治氏
学芸員/濱崎 好治氏


放送史にドキュメンタリーのジャンルを築いた、
牛山純一氏のライブラリーのオンライン公開をめざして。
市民とともに文化を育成していく“開かれた博物館”として、1988年に設立された「川崎市市民ミュージアム」。開館以来15年にわたって、映像、写真、漫画、広告という20世紀の大衆文化の象徴と言えるコンテンツを収集、保存。中でもテレビドキュメンタリーの記録価値に着目し、テレビドキュメンタリー制作者の牛山純一氏の作品のデータベース化を進めている。1954年にテレビが初めて国会をドキュメントした「特集第19国会」をはじめ、「すばらしい世界旅行」「知られざる世界」などのシリーズ番組をデジタル化。
この「牛山純一テレビドキュメンタリーアーカイブ」は、記録映像としての価値が高い、牛山純一氏の映像作品をオンライン上で公開実験するもので、川崎市市民ミュージアムと東和エンジニアリングの共同研究により運営されている。



Web型データベースを活用したデジタルコンテンツ配信の
実験サイトとして、さまざまな可能性を探る。

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テレビドキュメンタリー研究者、動画の登録・管理の実験サイトとして「テレビドキュメンタリー分析研究データベース」が開始された。アーカイブされる静止画像、動画像、テキストはキーワード検索が可能で、本格的な遠隔映像教育をはじめ、次世代のビデオライブラリー運営、動画のストック配信2次利用など、今後主流となるであろう動画コンテンツのデータベースのモデル実験として公開していく。
実験ではどのような成果が上がっているのだろうか。学芸員の濱崎氏は語る「配信の仕組みはもちろん、著作権を含めたセキュリティ、スピード、容量などが明らかになっています。また教育の場で利用していただく時に、どのような順番で見たら効果的かとか、どういう分類が最適なのかを詳細に検証しています。ターゲットによって見たいテーマが異なりますから、さまざまなニーズに応えられる多面的な検索項目をつくる必要があるのです。
放送開始50周年を記念して開催された回顧展で初めてご覧いただきましたが、テレビ局関係者を含めた来館者らの反響が大きかったですね。大学などからの問い合わせもあります」


入力や更新が容易にできるデータベースシステムを高く評価。
-素材に深い関心を持って共同開発に関わる。
東和エンジニアリングのシステムについて高く評価する。
「東和エンジニアリングさんには今後の当館のビデオライブラリーの管理システムや受付システムを提案していただきました。1年ほど前からビデオライブラリーのアーカイブ化を検討していたのですが、インターネット技術を利用して10,000本以上のライブラリーをどうすれば検索できるかをご相談したのが最初のきっかけです。
東和エンジニアリングさんが関わった都内にある私立大学の検索システムを見て驚きました。動画がリアルタイムに再生され、しかも構造がシンプルで使いやすい。特にテキスト、動画、写真の貼付けが任意で行えるのが良かったです。入力が簡単なので、どういう手順でやればどれくらいの時間がかかるのかもわかります。拡張性があり、将来性を感じましたね。ライブラリーの分類ではデータを更新することが多いので、実験したいと思いました」。
また共同開発に関わったスタッフについて語る。「テレビ番組の文化的価値について関心を持っていただいたことが非常に良かったです。牛山さんをご存じのスタッフも多かったですし、番組を何本か興味を持って見ていただいて、いろいろなアイデアを出していただけました」
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誰もが参加できて、刺激的なコミュニケーションの場として育てていく。
博物館の新たな役割が始まろうとしている。
博物館として過去のコンテンツを集めて、保存すれば終わりではない。若い世代のワークショップとしての機能も期待していると言う。「ブロードバンドの普及で動画が場所を選ばずに見れるようになると、来館者が減るのではないかという議論がありますが、博物館は新しい役割を担うことになるのです。ディスカッションしたり、共同で制作したり、出会いのある刺激的なコミュニケーションの場としての機能です。
生涯に見れる映像の本数は限られています。見ていただくためにも、どのようなものがあるのかということをガイドする責任があります」今後の展望について語る。「将来的には、誰もがコンテンツをつくれて自由に動画を発信できるようにしたいですね。いままでは1カ所でデータベースをつくらなければならなかった。今後はデータを共有しながら、コラボレーションして作り上げるようになるでしょう。Web型ツールを使って、研究者どうしで交流が活発化すればうれしいです。
インターネット技術を駆使されている東和エンジニアリングさんに期待しています」市民ミュージアムの夢と可能性の広がりとともに、共同開発を担う東和エンジニアリングに対する期待も高まっている。


Information 川崎市 市民ミュージアム http://www.kawasaki-museum.jp/
  所在地/〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力1-2(等々力緑地内)
TEL 044-754-4500
交通案内/JR南武線、東急東横線、武蔵小杉駅からパスで約10分

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